Be Waltz.アラサー以降の女たちに捧げたい"ジェーン・スー"のススメ
こんにちは、アビゲイル金子です。
アビーって、呼んでね。
突然ですが、ジェーン・スーさんという人物をご存知でしょうか。
個性的なパーソナリティと経歴を武器に、作家、コラムニスト、作詞家などとして成功している女性です。
Jane Su ジェーン・スー
Lyrics / Produce
東京生まれ東京育ちの日本人。
コラムニスト、ラジオパーソナリティ、作詞家、プロデューサー。
agehaspringsでの作詞家としての活動に加え、自意識をこじらせた大人たちへのパンチラインが話題を呼び、TBSラジオ「ザ・トップ5」 (11年10月~12年3月)や、「週末お悩み解消系ラジオ ジェーン・スー相談は踊る」(14年4月~16年4月)をはじめ、数々のラジオ番組でパーソナリティやコメンテーターとしても活躍。
現在、16年4月からスタートしたTBSラジオ・お昼の新番組「ジェーン・スー 生活は踊る」(月~金 11:00~)のパーソナリティを担当。
2013年に発売された初の書籍『私たちがプロポ ーズされないのには、101の理由があってだな』(ポプラ社)は発売されると同時にたちまちベストセラーとなる。こちらの作品はLa La TVにてドラマ化された。
2014年7月に発売された2作目の著書『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』もTBS「王様のブランチ」文芸書ランキング1位、Amazonのエッセイ・随筆ベストセラーランキングで2位を記録するなど大ヒットとし、同作品は第31回講談社エッセイ賞を受賞。また、読売新聞夕刊やAERAなどをはじめとし、数多くの連載を持つ。
私がジェーン・スーさんを知ったきっかけは
amazonプライムビデオで見つけた
"私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな"
というドラマを見たからでした。
なかなかパンチのある題名に当初は冷やかし半分でみてたのですが、
「おお、これやってたわ〜」みたいなあるあるで心底共感してしまいました。
でも、そんな恋やら愛やら人生やらに翻弄される女性たちを
どこかシニカルに、どこか暖かく描く様が大変に面白くて
女性のみならず、男性にも一度はみていただきたい作品です。
滑稽で笑えるんだよな〜
でも、ああ、これが自分かと思うと全然笑えないんだよな〜
そこが、また良い。
当初はドラマを見て満足していたのですが、
最近また、ジェーン・スーさんが新しい本を出されました。
生きるとか死ぬとか親父とか
- 生きるとか死ぬとか父親とか
- 新潮社
- 本
齢80を手前にした父親のことを、何も知らないと気づく筆者。
一度は絶縁状態になった父親との対話で関係を再生していく
という、筆者の実体験のエッセイ。
このエッセイは本当に人ごとではなくてですね。
私の父も早くも80近く。
5分くらい前に交わした会話を何度も繰り替えすので、初めは憤慨していたが
最近はなんだか幼稚園児に接するような心持ちで接せられるようになって
なんだか物哀しくも楽しくも思うのです。
もうそろそろ、というか、もうお役目交代なのである。
父親と電話で話をする度に、"ああ、お仕事頑張ろう"という気持ちになれる。
アビーパパよ、ありがとう。
新刊の内容はまだ手に取れていないのですが、
明日にでも本屋さんに行ってみよう。
これまでの本のタイトルから読み取れるように、
この人の生き方がまた面白いのです。
レコード会社、眼鏡店で会社員を経験し、会社員を辞めて家業を手伝い、
そしてひょんなことからコラムニストなどの文字を綴る仕事を生業にすることになった彼女。
「人と違う」ことに抗って諦めた先に
破天荒で1本筋の通った強い女性としての生き方が垣間見えます。
コラムニストデビューが38歳なので、彼女はかなり遅咲きの方ではないでしょうか。
こんな逸材が会社の同期にいたら超面白いんだろうな・・・
会社員時代のジェーン・スーさんがどんな方だったのかを存じ上げないので、
ぜひ一度、お話を伺ってみたいです。
今度、講演会か何かに行ってみようかしら。
まだジェーン・スーさんの魅力をご存知ない方は、
まずは手始めにこのドラマをご覧になってみてください☆
- 私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな シーズン1 DVD-BOX
- ポニーキャニオン
- 2015-08-04
- DVD
あ、この動画、予告編として大変に優秀ですね。
むっちゃ面白い(笑)
実際のドラマバージョンでは、まんま、コレを様々な女優さんが好演しています。
ジェーン・スー『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』
女という生き物を客観的で冷静な観察眼によって丸裸にし、
そして自身の婚約破棄の経験による厚みと丸みを持って
吐き出される重いストレートのような真実(笑)
三十路を迎える、または迎えた舌の肥えた「女子」たち殿、
見応えばっちりでございますよ。