夢を叶えるワルツ〜NGOで理事体験3〜
こんにちは、アビゲイル金子です。
アビーって、呼んでね♡
前回に引き続き、NGOで理事をやっていた頃の
話をしようと思います☆彡
今回のお題はこちら
寄付したお金はどこへ消える!?
某著のような題名ですが、気にせずに( ˘ω˘ )
たとえば、1日100円の寄付を
とか
タバコを一箱我慢して、寄付ができました
とか、
よく聞く寄付を募る宣伝文句です。
こうして集めて寄付されるお金ですが、
だいたいは現地に送られるお金です。
NGOやNPOのこといをよくご存じない方
*だいたいがよくご存知ないかと笑
の大半がイメージされるのが、
こんな構図かと思います。
寄付→団体→現地
たしかに、上図の流れが間違っているわけではありません。
それぞれの団体が活動する現地には、
例えば医療物資がなく、すぐに手当てが必要な場合もあるし
例えば食料物資がなく、すぐに食料援助をしないと餓死の危険性がある地域もあるし
様々な逼迫した危機を抱えている場所や国はたくさんあります。
でも、でもね!
だいたいの活動団体が困っているのは
そこじゃないの!
(いや、そこもなんだけど、)
実は、現地で活動するスタッフの活動費や
団体自体が活動する維持費
(寄付集めの広告費やセミナーの場所代など)
っていう、継続的に必要になる
団体自体の活動資金集めっていうのが、
実はすごく難しかったりするのです。
食料援助や物資援助といった、
直接現地に行くもの
はすごく目に見えやすいし、
なにより、すごく分かりやすい。
自分があげたお金が、
困ってる人の食べ物になるんだもの。
人間は分かりやすいものが好き∩^ω^∩
だから、目に見える方が援助が集まりやすいのは
当然のお話です。
それに寄付する側としては、
こういう慈善事業的な活動=ボランティアでしょ?
って思う人が大半。
そう、その通りです!
だからこそ、活動する側はぜんぶ
手弁当だし、活動費も持ち出しでやってるのです。
でも、運営側って、だいたい二足のわらじなんすよ。
なので、まあ、平均20万の手取りの給料から
団体の運営費を絞り出してる訳です。
そこのお金が出せなくなったら
諸活動ができなくなって、
団体を立ち上げたはいいものの
活動停止
みたいなことが、起きてしまう訳です。
なので、
寄付→団体→現地
ココ!
この、団体が活動できるための資金調達が、
理事の大切なお役目なのです( ・`ω・´)
お分かりでしょうか( ・`ω・´)
ただ、この資金集めが超・やっかい\(^o^)/
次回:同情するなら金をくれ!(切実)