Waltz with love.
こんにちは、アビゲイル金子です。
アビーって、呼んでね♡
面白かったタクシー運転手さんのお話し(^◇^)
この間、訪問先に遅刻しそうだったのでタクシーに乗りました(;'∀')ハァハァ
アビー「おねがいしまーす!!(ハァハァ)」
うんちゃん「はいはい。急いでるね、寝坊かい?どこまで行きます?」
車内にはワルツが流れている。
なかなかの選曲である。
癒されるぅ
アビー「〇〇までお願いします!ちょっと急ぎで・・・」
うんちゃん「あははは。旦那さんいるの?」
Σ(・ω・ノ)ノ!
乗って3秒(*_*)いきなり突っ込んでくる~!
アビー「いや、いないっすね~…アハハハ…」
うんちゃん「あらそう、彼氏さんは?」
Σ(・ω・ノ)ノ!
まだまだ突っ込んでくる~!!
これはアレか、朝10時だけど、若い女体を狙っているのか、、、!?
アビー「いや、いないっすね・・・あんまりほしくないです」
そう、アビーは周りには彼氏ほしいとか言いながら、正直あんまり欲しくないのです。
運転手さんは50代後半。
ちょっとタイプにはなり得ないので、本音を言ってみる。
(一緒に同棲とかしてる人ってほんとうにすごいよ。
相手を思いやれないと無理だもの。おかあちゃん、お父ちゃんすごい。)
うんちゃん「え、なんで!珍しいね~もう30くらいでしょ?そろそろほしいでしょう。」
(゚Д゚;)ヤヤヤカマシワイ!
言ってくれるじゃねえか。
確かにアラサーだけど!
まだ28だもんね!!
・・・・・・
ハッ!
そうやって、結婚適齢期(いつだろう?)が過ぎていくのね・・・
うんちゃん「あ、わかった、過去に何かあったんでしょ~」
アビー「いや~、特にないと思いますけど・・・」
うんちゃん「え~?じゃあアレか、彼氏じゃない友達がいるんでしょ?」
アビー「あ~まあ、そうっすね~・・・汗汗」
うんちゃんは、あたかも社交辞令かのようにふわ~っと重いボディブローを打ち込んでくる。
いろいろ図星すぎッ( ゚Д゚)
そのうち、うんちゃんが自分の青春時代について語り始めた。
若いころはプロボクサーをやっていて、
それはもうファンクラブができるくらいのモテモテで、
体を壊して引退した今もなお、絶好調にモテモテらしい。
確かに、よく見るとハーフのような端正な顔立ちをしていらっしゃる。
これさぞモテるに違いない。
そして今は居酒屋に行っては若いねえちゃんをナンパして、
常に2人くらいは「お友達」がいるらしい。
おそるべし元ボクサー!
夜のリングでは現役なのね・・・
(朝10時)
うんちゃん「お姉ちゃんかわいいねえ~、もてるでしょ?」
アビー「いや~、そんなことないっすよ~(〃´∪`〃)ゞ」
うんちゃん「俺なんか、だれとでもす~ぐ仲良くなっちゃうからね、お互いに意気投合しちゃったらそのまま一晩過ごすこともあるよ、今度行く~?」
アビー「あはは~そうなんですね!若いっすね~!面白そうですね~!」
一応、社交辞令で返事は返しておくのがアビー流。
50代、タイプでもないおっちゃんにそんなこと言われても
うれしくもなんともないと思ってたけど、なぜかうれしいアビー。
うんちゃん「あ、ここですね。間に合いそう?」
うん、ダッシュすればアポに間に合う!
うんちゃん「はい、1620円ね。あと、ハイ、領収書」
アビー「ありがとうございました~!(*'▽')」
バタムッ
ビューーーン・・・・
・・・あれ?なんか忘れてる気がする・・・
あ、連絡先聞かれなかったな
って連絡先聞かないんかーいッ\(^o^)/
元イケメンタクシードライバーに翻弄された20分間でした♪♪