Be Waltz.古本の価値が気になって調べてみた
こんにちは、アビゲイル金子です。
アビーって、呼んでね。
この間のブログにも上げたんですが、
わたしは月1くらいでまったり
気になった本を読むようにしてます。
だいたいは古本屋で買ってしまうんですが、
「そういえば、古本屋で買った本は著者のお金になるのかな!?」
とふと思いまして。
古本の「印税」について調べてみました。
面白かった本や漫画は、
できるだけ作家さんの元にお金が入って欲しいと
思ったからです。
結論:
古本を買っても作者には1円も入らない
こ、これは意外……!!!
どれだけ古本の市場で本が流通しようとも
著者のお金にはならない、というのは
ちょっと切ない気がします。
ブロガーであり、『武器としての書く技術』などの
著者でもあるイケダハヤトさんは
以下のように解釈されていました。
「まず、古本の購入は、間違いなく著者の利益になります。
シンプルな話で、古本を読んで気に入ってもらえれば、僕の場合はそこからブログを読んでくれるようになったり、また、次の書籍を新品で買ってくれる可能性も高まります。古本は「お試し」くらいの感覚ですね。」
「本当にいい本は、古本でも値下がりすることがありません。Amazonなんかだと古本と新品の値段が100円くらいしか変わらない、なんてことがよくありますよね。」
たしかに。
そう考えると、古本はネットの「チラ見せ」みたいな
イメージで、繰り返し読みたいと思える本や、
「この人の本気に入った」という著者の作品は
きちんと新刊で手に入れるだろうということですね。
http://www.ikedahayato.com/index.php/archives/13631
ただ、やはり作家先生の間でも
古本については思うところがあるようで…
近藤ようこ先生という、様々な賞を受賞されている
漫画家の方も、古本やネット上の海賊版について
危惧されているようです。
(何故か叩かれていますが…)
https://togetter.com/li/338917
働いて得たお金を遣うのだから、
面白くない本に費やしたくないのは当然です。
古本は試し読み、気に入ったら新刊買いで、
自分もリスペクトする著者の方も
どちらもハッピーになれればいいなと思いました。
今後、本を買われるときに、
ちょっと気にしてみてはいかがてしょうか?